受動喫煙に注意!
喫煙者本人が吸う主流煙には発がん性物質が70種類とニコチンが含まれます。ニコチンは、タバコをやめにくくさせたり、やめる時に離脱症状を引き起こしたりする依存性の高い化学物質です。
タバコから出てくる副流煙にも発がん性物質やニコチン、一酸化炭素、アンモニアなどの有害物質が含まれ、主流煙の数倍にもなります。この副流煙を吸い込むことを受動喫煙といいます。
受動喫煙が原因で、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、喘息、歯肉など健康に及ぼす影響があります。
最近では、小児の虫歯リスクが増えることが関係があると言われており、成人では歯周病や歯の喪失のリスクを高めることがわかっています。
また、加熱式タバコは副流煙が出ないことが特徴ですが喫煙者の体内からニコチンが周囲に放出されているため気をつけなければなりません。
ご自身の健康のためにはもちろんですが、大切なご家族のためにも禁煙をおすすめします。

歯科衛生士 亀山
わたなべ歯科クリニック
桐生市相生町5-589-3