11月も半ばになり、今年は特別まだまだ暑いな〜と思っていたら急に寒くなってきて、秋を飛ばして一気に冬がやって来ましたね。皆さん体調など崩されていませんか?
今日は、フッ素のお話です。
なんとなく、『歯に良い』というイメージはあるのではないでしょうか?
では歯に対して、何が良いのでしょうか。
◉歯を強くする
フッ素が取り込まれることで、むし歯に強い溶けにくい歯をつくっていきます
◉再石灰化を促進する
削る必要がない初期のむし歯に対して治ろうとする治癒を助けます
◉むし歯菌を抑制する
歯を溶かしてしまう酸が作られることを抑制します
このように様々な効果があるのです☆
フッ素が身体に対して毒性を持つという話も耳にしますがこれは過度に摂取した場合のことなので歯科医院での塗布や歯磨き粉で摂取する量、フッ化物洗口などでこの量を超えることはありません。海外では水道水に含まれていたり、実は身近な食べ物にもフッ素含まれているのです。
家庭で使用する歯磨剤に含まれるフッ素の量は法律で決められており、大人用では最高で1450ppmです。
(※ppmは100万分の1を表すもので1mg/1kg)
一方、歯科医院で塗布するフッ化物の濃度は一般的に9000ppmもあります。これも法律で決められており、濃度の高いフッ化物は歯科医院でしか塗ることができません。
子どもに塗るイメージのあるフッ素ですが、これは乳歯や生えたての永久歯はフッ素の吸収率が良いので相対的に効果が高いためです。
大人の方にももちろん効果はありますので皆さんへ塗布をおすすめしております。
特に
・COと呼ばれる質が弱い歯がある方
・知覚過敏のある方
・くさび状欠損と呼ばれる歯と歯ぐきの境がえぐれている歯がある方
には塗布をおすすめしております。
また、当院はかかりつけ歯科医機能強化歯科診療所に認定されており、大人の方への塗布が保険適用になっておりますので希望される方、興味のある方はお気軽にスタッフまでお声がけください。
歯科衛生士 三坂
わたなべ歯科クリニック
桐生市相生町5-589-3
0277-52-9955
wwww.dental