あなたの歯周病はどの段階?
『歯周病』と言っても初期・中期・後期に分かれているのをご存知ですか?
歯周病の中でも軽度(初期)の人から重度(後期)などさまざな状態に分かれているのです。
今回は初期・中期・後期について詳しく解説していきます。
歯周病とは?に関してはこちらのブログをご覧ください(^^)↓☆
歯周病の状態を診断する際に一つの情報として知っておきたいのが、プローブという器具を用いて測る『歯周ポケット』です。
歯周ポケットとは歯と歯茎の間にある溝のことを指します。
このポケットの数値も参考に歯周病の進行具合を見ていきます。
①歯周病初期の状態(歯肉炎)/歯周ポケット3〜4mm
・歯茎のみに炎症が出ている状態
・骨の破壊はなし
・歯茎が赤く腫れる
・歯磨きの時に出血する
・歯茎がチクチクと痛む
・歯ブラシが当たると痛む
②歯周病中期/歯周ポケット4〜6mm
・歯茎が赤く腫れる
・歯を支えている骨が破壊される(歯のぐらつきがでることも)
・歯磨きの時に簡単に出血する
・歯茎が下がりはじめる
・歯が長くなったように感じる
・冷たいもので歯がしみる
・ものが詰まりやすくなる
③歯周病後期/歯周ポケット7mm〜
・歯茎は大きく腫れる
・歯のぐらつきが大きくなる
・強い痛みが出る
・噛むことが難しくなる
・自然脱落する
初期の状態で気づいて治療を始めれば、簡単な治療で確実に進行を止めて歯周病の進行を防ぐことができます。
重症化してからでは治療自体も大変になり、治りも悪くなってしまいます。
なので歯茎の炎症を感じたら早めに受診し適切な治療を受けるようにしましょう!
わたなべ歯科クリニック
歯科衛生士 三田
桐生市相生町5-589-3