2024年06月

あなたの歯周病はどの段階?

『歯周病』と言っても初期・中期・後期に分かれているのをご存知ですか?


 


 

歯周病の中でも軽度(初期)の人から重度(後期)などさまざな状態に分かれているのです。

今回は初期・中期・後期について詳しく解説していきます。


 


 

歯周病とは?に関してはこちらのブログをご覧ください(^^)↓☆

日本人の8割が歯周病!?


 


 


 

歯周病の状態を診断する際に一つの情報として知っておきたいのが、プローブという器具を用いて測る『歯周ポケット』です。

歯周ポケットとは歯と歯茎の間にある溝のことを指します。

このポケットの数値も参考に歯周病の進行具合を見ていきます。


 


 


 


 

①歯周病初期の状態(歯肉炎)/歯周ポケット3〜4mm


 


 


 

・歯茎のみに炎症が出ている状態

・骨の破壊はなし

・歯茎が赤く腫れる

・歯磨きの時に出血する

・歯茎がチクチクと痛む

・歯ブラシが当たると痛む


 


 


 

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②歯周病中期/歯周ポケット4〜6mm


 


 


 

・歯茎が赤く腫れる

・歯を支えている骨が破壊される(歯のぐらつきがでることも)

・歯磨きの時に簡単に出血する

・歯茎が下がりはじめる

・歯が長くなったように感じる

・冷たいもので歯がしみる

・ものが詰まりやすくなる


 

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③歯周病後期/歯周ポケット7mm〜


 


 


 

・歯茎は大きく腫れる

・歯のぐらつきが大きくなる

・強い痛みが出る

・噛むことが難しくなる

・自然脱落する


 


 

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初期の状態で気づいて治療を始めれば、簡単な治療で確実に進行を止めて歯周病の進行を防ぐことができます。


 


 

重症化してからでは治療自体も大変になり、治りも悪くなってしまいます。

なので歯茎の炎症を感じたら早めに受診し適切な治療を受けるようにしましょう!


 


 

わたなべ歯科クリニック
歯科衛生士 三田

桐生市相生町5-589-3

0277-52-9955

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歯がしみる?知覚過敏って何?

 

 だんだん暑い日も増えてきましたね、アイスや冷たい飲み物が美味しい季節です。

 むし歯ではないのに冷たいもので歯がしみる、歯ブラシを当てるとピリッとする・・そんな経験をしたことある方、たくさんではないでしょうか?それは知覚過敏かもしれません。

 知覚過敏とは、冷たい水や歯磨き時の刺激で、歯と歯茎の境目や歯の根の部分の感覚がピリッと感じる、一時的な痛みを伴った疾患のことです。歯の表面のエナメル質が、虫歯以外の原因で削れてしまう事で、その下の象牙質が露出してこのような症状が出てくるのです。

歯1

知覚過敏がおきる原因は?

①間違ったブラッシング方法:歯磨きの圧が強かったり、毛先が固い歯ブラシを使用することで歯茎が下がり、歯の根が露出して知覚過敏を引き起こします。

②歯茎が下がる(加齢や歯周病など)

 

③歯ぎしりや食いしばり:歯に強い力がかかると歯と歯ぐきの境目付近が欠けたり、エナメル質が削れることで象牙質が露出して知覚過敏を引き起こします。

④酸蝕症:炭酸飲料や酸っぱい酸性の食べ物や飲み物をたくさん摂る事によって歯が溶けてしまい象牙質が露出してしまうことがあります。

 このような日常的な習慣が知覚過敏を引き起こすと考えられています。

では知覚過敏になってしまったら?

・まずは歯磨きする時の力弱めて、やわらかめの歯ブラシを使ってみる。

・研磨剤の入っていない歯磨き粉を使う。研磨剤が入っている歯磨き粉を使うと、歯は磨かれツルツルになりますが、歯も削れてしまいます。

・歯科医院にて治療薬を塗布して歯をコーティングしたり、レジン(歯科用のプラスチック)で歯の象牙質部分を覆い、しみないようにする。

 

歯3歯2

 

・酸性の強い食べ物や炭酸飲料などを控える。

・歯ぎしりや食いしばりがある場合は、マウスピースを使用したり、ボツリヌス治療(ボトックス)も有効です。

 歯がしみるからといって歯磨きをしないのはますます歯を痛くすることに繋がります。歯がしみて気になる時にはいつでもご相談ください。

 

 

わたなべ歯科クリニック

歯科医師  東郷
桐生市相生町5-589-3
0277-52-9955
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歯根破折

皆さんは歯を抜かないければならない理由が思い浮かぶでしょうか?

『大きなむし歯』『歯周病(歯槽膿漏)』

この他にもう一つ、近年増加している抜歯理由があります。それは

『歯根破折』

です。字のごとく歯が割れてしまった状態です。

大昔と比較すると医学の進歩により残っている歯の本数が増えていることも理由ですが、8020推進財団の調査によると

2005年の抜歯理由は

1.歯周病(42%)

2.むし歯(32%)

3.破折(11%

4.その他(15%)

2018年の抜歯理由は

1.歯周病(37%)

2.むし歯(29%)

3.破折(18%

4.その他(16%)

と13年で7%も増えています。

原因としては【食いしばり】や【歯ぎしり】によって過度な力がかかる事です。

では予防するならどうしたらよいのでしょうか。

・過度な力から歯を守る(マウスピースを就寝時に着用)

・過剰になった筋力を弱めるために咬筋にボツリヌス注射を行う(自費治療)

といったものがあります。

ちなみに私自身、食いしばりがすごいので両治療とも行っています。

歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方、指摘されたことがある方はご相談ください。

 

わたなべ歯科クリニック
歯科医師 関

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