お子さまの仕上げ磨きについて🪥
子供の歯は、生後9ヶ月から乳歯が生えはじめ、3歳ごろには乳歯が生えそろいます。
3歳ごろまでに完成する乳歯。
この時期、あまり変化がないようですが、乳歯の下では永久歯が成長しています。
6歳以降になると、乳歯が次々と抜けて永久歯が生えてきます。
子供の歯は、生後9ヶ月から永久歯の生えそろう12歳ごろまで、このように複雑に変化していきます。
それぞれ、大人の歯になるための大切な準備時期ですが、大きく3つの時期に分けられます。
〈 生えはじめ期 〉
乳歯の生えはじめから生えそろうまで。
1~3歳の頃で、自分ではきちんと磨けませんので、お母さん、お父さんがしっかりと磨いてあげてください。
〈 乳歯列期 〉
乳歯が生えそろい、その下で永久歯が成長している時期。
3~6歳の頃で、自分ではしっかり磨いているつもりでも、磨き残しがたくさんあります。
仕上げ磨きをしてお子様の大切な歯を守ってあげてください。
〈 混合歯列期 〉
乳歯が永久歯に生え替わっていく時期。6~12歳の頃で、いろんなことがひとりでできるようになりますがブラッシングは定期的にチェックしてあげましょう。
仕上げ磨きを始める時期は、乳歯が生え始めたらすぐに始めてもらってかまいません。
歯を磨く”という行為を習慣として身に着けることが今後のお口の成長発育にとっても重要です。
虫歯や歯周病が進行するには、原因となる菌が活動するための”時間”が必要になります。1日、24時間のなかで、一回でも歯に汚れのないキレイな環境があれば、歯のトラブルが起きる可能性は低くなります。
1日に一回は歯に汚れがついてないキレイな状態を作ってあげましょう。
そして、1日のうちどの時間帯に磨くのがよいのかというと眠る前です。
子供だけに限らず大人でも、ほとんどの場合が夜眠っているあいだに虫歯をつくります。大きな理由としては、睡眠時には唾液の分泌量が低下してしまうためです。
当院でもそれぞれの状態に応じた正しい歯ブラシ指導を行っております。お気軽にご相談ください。
わたなべ歯科クリニック
歯科衛生士 亀山
桐生市相生町5-589-3