歯ぐきにこぶ?
みなさんのお口の中を見たとき、歯茎の内側、外側にボコボコっとこぶのようなものがある方はいませんか?
このこぶの正体は、“骨隆起”という骨の塊です。これは、顎の骨が過剰に発達することでできます。
骨隆起は、長年にわたり少しずつ大きくなります。そのため、気付いた時にはこぶが!!とびっくりする方もいます。
見た目はこぶのようなものなので、腫瘍ではないだろうか?
なにか悪いものなのではないのだろうか?と思う方がほとんどだと思います。
実際は骨の塊なので、とくに問題がなければそのまま放置しても大丈夫です。
原因としては、強い咬み合わせの力が顎の骨に伝わり、骨が過剰に発達するためといわれています。そのため、寝ている時の歯ぎしりや、食いしばり、無意識に長時間食いしばっている人は要注意です。
また、すでに骨隆起がある人は、このように食いしばりや歯ぎしりで強く咬合することで大きくなります。
では、骨隆起ができたらどうしたらよいのでしょうか。
骨隆起の原因といわれる歯ぎしりや食いしばりを軽減させるためにはマウスピースを作成することです。
しかし、発達した骨をなくすことはできません。
骨を無くす為には骨隆起を除去する手術が必要です。入れ歯を入れていると、骨隆起と入れ歯があったって痛みがあるなどの症状がでる方もいます。
困っている方や気になる方は、ご相談させて頂きます。
わたなべ歯科クリニック
歯科衛生士 亀山
桐生市相生町5-589-3