ノンカロリーでも0kcalではないの??
皆さんは食品を購入する時に食品表示をチェックされますか?
栄養成分に関する特徴を表記する場合、栄養表示基準制度で定められた含有量を満たしていないと、使用することができません。
様々な基準があるのですが、その中の一例をお話したいと思います。
今回は栄養成分が少ないことを強調する基準についてです。
【ノンカロリー、シュガーレス、ゼロ、無】
飲料100ml当たり 5kcal未満
食品100g当たり 5kcal未満
【低カロリー、カロリー控えめ、オフ、ライト、微】
飲料100ml当たり 20kcal未満
食品100g当たり 40kcal未満
【カロリー50%オフ】
20kcalを超える場合でも自社製品と比較して表示可能
注目したいのは、「ゼロ」「無」などと表記されていても含有量が0であるとは限らず、基準のエネルギー量以下であればそのように表記されている点です。
ゼロだから無制限に摂取しても大丈夫と思っていた方はいませんか?
また、「甘さ控えめ」については、甘さが味の表現であるため栄養表示基準制度の制限を受けません。糖分量に基準がなく必ずしもダイエットに向くわけではありません。
このように様々な表現に混乱しがちですが、食品を選ぶ際は、食品表示をよく見て表現や数値の意味を正しく理解して購入するようにしましょう。
わたなべ歯科クリニック
歯科衛生士 亀山
桐生市相生町5-589-3