入れ歯安定剤について
入れ歯安定剤の使い方についてお話ししたいと思います。
入れ歯安定剤は大きく分けて2種類あり、
ベタベタする粘着型とクッションタイプの密着型に分かれます。
まず、密着型は適合の悪い入れ歯に対して使います。
入れ歯の内側にゴムのようなクッションを入れ、顎の形に合わせるものです。
厚みが出てしまうのが特徴で、
噛み合わせのズレや、顎の骨が吸収しやすくなるなどのデメリットがあるので、
新しい入れ歯ができるまでの応急的なものとして使用してもらいたいです。
逆に粘着型は適合の良い入れ歯に向いていると言われています。
パウダー状のものやクリーム状の安定剤のため薄く広がり、食べかすが入り込むのを防ぎ、外れにくくなると言われています。
ただ、使用量が多すぎるとベタベタ感が口の中に残ったり、お口の中や入れ歯が綺麗に洗えてないと固まって、痛みが出たり、入れ歯が合わなくなってしまいます。
なので、もし使用されるのであれば、
まずは少量から使い始めて、徐々量を増やして
自分に合った量を見つけて頂ければとおもいます。
長くなってしまいましたが、
入れ歯でお困りの際は、安定剤に頼るのも一つの手ではありますが、私たちわたなべ歯科クリニックに是非ご相談下さい。
※ご来院の際には入れ歯安定剤のご使用はお控え下さい。
わたなべ歯科クリニック
歯科医師 天笠
桐生市相生町5−589−3